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ファッションブランドも高齢化対策について
私の母は80歳です。でも、元気で見た目も若いので知らない人が見ると80には見えません。私は母と一緒に買い物に出かけることもよくあるのですが、最近思うことがあります。母の年代の人達が選ぶ服が少ないということ。街はにぎやかな流行の洋服や靴を扱うショップであふれ、デパートもオリジナルのブランドは少なく店舗が入っているため、やはりターゲットは10代から30代がメインです。だから欲しいものがあると言って出かけても、いつも母は好みのものがないと言って買わずに帰ります。好みのものがないというより、母に合う商品数が少なくて選択肢がないということなんです。若い頃から自分で洋服を作ったり、流行のものに関心があったりして、娘から見てもおしゃれなほうだと思う母ですから、いわゆる「巣鴨ファッション」は抵抗があるようです。もう少しおしゃれな格好をしたい、けれども自分の年齢を考えると街のショップでは着られるものがない、かといって高級ブランドやオーダーメイドは高すぎる・・ちょっとした外出に普段よりは少し気を使っておしゃれしたい、そういう欲求を持つ人は多いはずだと思います。これからますます高齢化社会になり、今の30代40代の女性がおばあちゃんになったときは今の母以上にファッションに対して欲求が強くなると予想できます。「ファッションブランド」は今一番の購買層をターゲットに洋服を作り宣伝しますが、一歩先を見てまだまだ購買意識の高い年齢層があることを考えてほしいと願っています。